メガメガ

ライト・オブ・マイ・ライフのメガメガのレビュー・感想・評価

3.4
女性だけが陥ってしまう感染症が蔓延したことにより、女性の数が激減した世界で、娘を息子と偽りながら二人で暮らしている父親が、女性に飢えた男達の恐怖と戦いながら日々を暮らしていくお話です。
作中では、人間不信に陥り、娘を束縛しようとする父親と、それに抗う娘の様子がとても印象的でした。
タイトルにあるように、先が見えない真っ暗な世界で、光を求めて突き進むのは、それはそれは不安なことに違いありません。
しかし、希望が見えない世界で、諦めて歩みを止めてしまっては、そこには絶望しかありません。
諦めることなく、ひたすらに希望を求めて突き進むからこそ、希望が見えた時の喜びが待っているわけで、僕なら後者の生き方を選びたいなと思いました。
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