RAMPO

血を吸う粘土のRAMPOのレビュー・感想・評価

血を吸う粘土(2017年製作の映画)
2.0
なんかねぇ、たぶんよく出来てるんだと思います。
でもなんか乗れなかったな。

まぁ元が粘土って設定だからって事もあって(?)、全体を通じて特撮がどうにもちゃち過ぎて昨今の超絶的なVFX映像作品に慣れた目には辛かったってこともあるんですが、そもそも粘土細工の怪物っていうのがとにかく全く怖さを感じない。動きはトロいし、ビジュアルもダサい。

かといって笑いながら観るようなストーリー設定じゃないし、荒唐無稽さそのものを笑ってほしいって感じでもない。
出てくるキャラも薄いか嫌な奴で共感もできない。

あと、オチというか終わらせ方って色々あるんだろうけど、なんかくどい。何度も言うけど何ら恐ろしさを感じない訳わからないキャラがダラダラ、ダラダラとしつこい。

繰り返しますが、邦画ホラーとしてはきっと出来は悪くないと思いますし、一部の方にはかなり評価も高いようです。こういうのキャラも含めて好きな方もおられると思います。
それらを否定する気は全くありませんが、私には全くハマらず、残念ながら終始詰まらなかった。
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