岡田准一さんが大変セクシーでした。
地味で暗くて重苦しい、真面目な感じの時代劇。
でもお話そのものは思いのほか勧善懲悪というか、わかりやすい悪者がわかりやすい悪事を働いていたりして、その辺がちょっとこうしんどいといえばそうかも。
終盤のカタルシス解放までのストレス、というのはわかるんですけど、基本のトーンが暗いところになおこのイヤ〜な悪役なので……。
好きなところはやっぱり殺陣の迫力!
特にクライマックスの殺陣はもう本当に気持ちがよかった……。
あんまり見ない感じの動きで、なんというか「人間を斬ってる感」みたいなものが伝わってくる感じが素敵。
あとは画的な部分というか、建物や自然の風景なんかも綺麗でよかったです。
シリアスで暗めの時代劇が好きな人にはいいかも。