矢吹健を称える会

散り椿の矢吹健を称える会のレビュー・感想・評価

散り椿(2018年製作の映画)
1.4
 終わってる。『蜩ノ記』が可愛くみえるくらい、えらくクサい台詞で人間関係やら現在の状況やらが説明されるのだが、何もかも噛み合っていない。下手なのに気取ってんじゃねェよと言いたくなる。
 音楽もワンパターンすぎる。そもそも、加古隆はなんでこんな『ゴッドファーザー』みたいな劇伴を……。

 あと撮影も全然好きになれない。室内シーンがぼやーっとした画面になってひどい。殺陣シーンで寄らないのは好ましいが。
 ラストでいろんな花映しておいて、椿が出てこないのには驚いた。逆にすごい。