句読点

散り椿の句読点のレビュー・感想・評価

散り椿(2018年製作の映画)
3.7
「ザ 木村大作」な映画でした。
お話も良くできていましたが、とにかく殺陣!
岡田師範の演技は、もはや俳優の演技の域をはるかに超えていました!
他の俳優さんたちもそれ相当の実力者だけど、彼の動きは一線を画すものがあり、刀を振る鍛錬の場など、息を飲んでしまう瞬間がありました。
あの気迫ある殺陣。対峙する人は怖かったろうな〜(笑)


日本の時代もの映画。
廃れはしないだろうと思わされる映画でした。
殺陣も所作も、古い時代の作品以上に研究され作りこまれていました。
俳優陣も然り。 作り手の真摯な気持ちが感じられる、凛としたものを感じる映画でした。
作り手の想い。 それは、出演者やスタッフ、プロモーターや協賛企業の担当者まで、それぞれのお名前が本人自筆の文字であらわされているところにも強く感じられました。
一人一人がそれぞれの想いを持ち寄った結晶が作品となったのだと、心にグッときました。
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