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バック・トゥ・ザ・フューチャーのMondeFilmのレビュー・感想・評価

3.7
 ノスタルジーの参考資料として見る。ロバートゼメキス、マイケルJフォックス。当時の未来観、未来に戻る。あまりに古き良きアメリカすぎる。アメリカで作られたはずなのに日本で空想されたメリケンみたいだ。4WDへの憧れ、ドライブ。アメリカ内での憧れに日本も憧れる。昔の映画って登場人物の名前出してくれるのありがたい。SF小説の冒頭みたいだ。まあSF映画だが。デロリアン、ジゴワット。スペースゾンビ。ヘビー。未来への希望があった時代?「未来を見てみたい」。見たくなるほどの好感が抱かれていたはずの未来。さすが銃社会だ。すぐぶっ放す。過激派がターバン巻いてるの今だったらあんまり良くないだろうな。牧歌的な時代。車で突っ込んでディズニーの再現みたいになる。「Mr.Sandman」!なんというか何もかもあまりに牧歌的すぎる。人撥ねてアレで済むの凄すぎる。仮に喧嘩でも轢き殺そうとするなや。ジョーイおじさん...色々と性急すぎるきらいがあるが、今からしたらそんなもんか?
 「やたら音が大きすぎてうるさすぎる」。ロックへの視線、こういう意識は忘れられてしまう。鬱屈した生活環境の中にこんな面白おじさんがいたら入り浸っちゃうな。「私の計算が正しければ...」このあたりが元ネタなのかな。捨てられた新聞でワープ先について知るのもコテコテだ。ライカ犬、アインシュタイン可哀想。動物へのアクションは不快感を伴いつつ受け手を惹きつけるかもしれない。どんな展開が待ち受けるのか予測がつかない。この歳になるまで本作のネタバレを受けなかった。かなりスピーディ。傷の由来で信用してもらえる。アメリカの学校って結構陰湿な感じ。「mid90s」?このストーリーラインで二作目も面白いのどんな感じなんかな。過去に行って未来が不味くなるので未来に戻る。最後まで伏線回収の映画。ビフがやられるのはスカッとする。悪役の造形。すぐ他の男に取られる、当時の倫理観どうなってんだ?白熱。ハラハラさせるのが上手い。エフェクトとしてはそこまでリアルでもないんだが、要は状況を実現するための意匠にすぎない。アメリカンな言い回しでニッコリしてしまう。ビフがワックスかけてるの極端すぎる。
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