evans

バック・トゥ・ザ・フューチャーのevansのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

いつ見ても面白い作品。いつ見てもワクワクする作品。正直、純粋なSF作品というより、人間ドラマの中にSF要素が盛り込まれていると言った方が正しい。物語の軸となるのは、SF的なストーリーテリングではなく、マクフライ家やビフなどの人間である。人間ドラマを軸に、タイムトラベルという要素をとても上手く合わせているため、SF映画としてのワクワク感も感じれる映画。ビフというただのガキ大将をヴィランとして置いているところが、この作品のポップさを出している要因の一つだと思う。全体として、コミカルが織り交ぜられており、とても見やすい作品になっている。
ただ、終盤の雷を受ける前に、電線を繋ぐのに苦戦するシーンは間延びしすぎのように思う。正直、この手の作品で成功することは分かりきっているため、その過程を面白く描かなければいけない。このシーンは、ただのつまらない過程を結末がわかっている状態で見るという、とても耐えられない苦行になっている。
evans

evans