悪い意味ではなく、没入し切らず見られる作品。
こねくり回したストーリーでもなく、何か強いメッセージを押し付けるでもなく、
シンプルに「夫婦の時間」に対する価値について見た人がふと考えられればそれでいい。みたいな意図を感じた。
ただ、家族であっても他人は他人だから、相手のことを思うことや考えること、なにより知ろうとすることの基本が散りばめられてるので程よく気持ちのいい映画だった。
テーマ自体は小学校の道徳だけどこのくらいで良いと思う。夫婦系や家族系は無駄に重くするとウザいし。
今後この映画のアンチは良い縁に恵まれない可哀想な人なんだというレッテルを貼って生きていきたいと思えました。