るるびっち

チャーリーズ・エンジェルのるるびっちのレビュー・感想・評価

チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)
3.2
「以下は極秘情報、最高機密バイオニック改造手術カルテ・・・」
昔『600万ドルの男』の女性版。リンゼイ・ワグナー主演『バイオニック・ジェミー』というSFドラマが、夜中に日テレで放送していた。
その後番組として登場したのが、『チャーリーズ・エンジェル』と記憶している。生きる化石ね〜。
当時人気のファラ・フォーセット・メジャーズが出演していた。モデル出身の女優で映画『スペース・サタン』で、エロロボットにエロいことされていた。
「何もかも、みな懐かしい」と、思わず沖田艦長のように思い出にふけってしまう。化石ね〜。

再々リメイクの今回。
『ブラック・ウィドウ』など女性が活躍する映画が多い。
ウィドウとの違いは、キモいおっさんに操られていないことだ。
とはいえ、チャーリーという声だけの謎の男に雇われている。
活躍するのが美女揃いなのだが、敵の男たちはキモメン揃いだ。
さしずめ、美女VSキモメン対決である。

当時、夜10時は大人の時間だった。
『チャーリーズ・エンジェル』もアクションよりも、セクシーさが売りだった。
視聴者は、スタイル抜群の美女を楽しむオヤジたちなのだ。
プレイボーイのピンナップギャルが活躍するようなものだ。
オヤジが鼻の下を伸ばして楽しむ番組だった。

時代下って、今回の視聴者は若い女性達なのだろう。
おっさん好みのセクシーギャルでなく、女性達に受けるエンジェルを描いている。
だとしたらチャーリーという男の下で働いているのはどうなのか?
確かに一捻りしているが、それでも男の声にする必要があるのか?
チャーリーの正体が、小さな女の子の方が今は現実的。
小学生のCEOも居るでしょう。
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