堪能メンなまあじ

チャーリーズ・エンジェルの堪能メンなまあじのレビュー・感想・評価

チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)
3.6
翼をちょうだい

登場劇場でも観て、今回4回目くらいの鑑賞

めっちゃ可愛いしカッコ良くて普通に面白い!
ダンスシーンもクール!

…のだけどチャーリーズエンジェルである必要があったのか?
探偵寄りではなく完全に世界規模のスパイものになっており、銃もガンガン使う。そして笑い要素が皆無。

銃撃のシーンはかっこいいけども!

さらに過去のチャーリーズエンジェルを改変しつつフェミニズムをねじ込むことで、ファンによっては過去のチャーリーズエンジェルのある種の部分を否定されてる感覚すら受ける場面も

まず何よりキャスティング上仕方ないのかわからないけど2000年のチャーリーズエンジェルの写真に無理矢理今回のボスレーをコラ感満載に登場させられ正直不快だった

以下はフェミニズムねじ込みに関する不満が多々なので注意です

冒頭から自意識の高い男がエンジェルに手玉に取られる様、そしてオープニングで様々な人種の女の子たちが踊ったり走ったりする様も、とにかく「女性が活躍する世界」のアピールが強い。

いや決してフェミニズムが悪いわけでは無いけど、悪者は全員男でただの一人も女性がいない。いかにも自分たちは上手く牛耳ってる感の男たちがガンガンにやられていく。

更に…と、これはネタバレになるので、、、とにかく嫌いじゃないんだけどチャーリーズエンジェルファンとしてはとても複雑な想いで観た作品でした

⚠️以下はネタバレ



チャーリーまで女性にする必要ある?
「チャーリー亡き後」というセリフがあったから誰かが引き継いだのはわかる。
が、本編中ずっとフェミニズムが引っかかりながら観ていた身としてはチャーリーまで女性にされてしまうと、そんなに男に雇われてる感が嫌なのか?とも思えてしまう。

ちなみにこのチャーリーは声と手くらいしか見せないけど、個人的にドリュー・バリモア(2000のディラン)じゃないかなと思ってる。
2000の時の「宝物」に対してディランだけが“彼”の存在に気づいたのと、今作もドリューが制作に加わってるから。
でも声が結構違う気もするけどな〜