櫻子の勝手にシネマ

チャーリーズ・エンジェルの櫻子の勝手にシネマのレビュー・感想・評価

チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)
3.0
タウンゼント探偵社のチャーリーの元で働くエンジェル達。
過去に映画化された2作品の続編となっているが、エンジェル達は全員一新されている。

アメリカだけでなく世界的な組織に変貌を遂げたタウンゼント探偵社。
因みに、タウンゼント探偵社のボスは女性に変更されている。
個人的には以前のチャーリーが懐かしいけど。

前作と比べると全体的に地味な感じ。
エンジェルの3人は皆美人でスタイルも良くてファッショナブル。
それはいいのだが、アクションがイマイチ盛り上がらない。
勿論、銃撃戦やカーチェイスもあるのだが、どれも新鮮味が無くヒヤヒヤした展開がない。
ナオミ・スコット演じるエレーナに関しては、アクションシーンはほぼ無し。
スタイリッシュなアクションシーンって、つまらないよね(笑)

ファッションと音楽は良かった。
特にクライマックスのセクシーな衣装でこなすアクションシーンは好き。

この映画は大コケしたらしい。
クリスティン・スチュワートが好きなのでとりあえず観賞したが妙に納得。
前作と比べると、スターの不在感が強いのだ。
前作ではキャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リューという当時大人気のスターだし、エンジェルOGとしてデミ・ムーアも出演していた。
脇役もビル・マーレイ、ティム・カリー、サム・ロックウェルと豪華。
それに比べて本作はネームバリューからするとかなり見劣りする。

ポスタービジュアルはカッコいいのに肝心の内容がイマイチで残念。
3人の新生エンジェルのビジュアルに関しては申し分ないので、斬新なアクションとストーリーが加わればもっと面白くなるのではないでしょうか。

因みに、前作でエンジェルOGで登場したデミ・ムーアが最高にクールでエレガント。
やや筋肉隆々なところもあるが、逆にバッキバキに鍛え上げた肉体だからこそ、あのゴールドのビキニをかっこ良く着こなせたのだろう。
はっきり言って、エンジェル達より目立ってました。
デミ・ムーアの鍛え上げた肉体美が見たい方は、是非2003年版チャーリーズ・エンジェル/フルスロットルをどうぞ(笑)