ちぇりー

チャーリーズ・エンジェルのちぇりーのネタバレレビュー・内容・結末

チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

アメリカでは大コケと聞いて、構えながらの鑑賞。結果、いうほど悪くはなかった。
初代チャーリーズ・エンジェルと比べて、私は今作の方が好み。是非とも、このメンツで続編やってほしい。
 
低評価の要因のひとつに、薄っぺらいポリコレによる男性蔑視が悪目立ちしたかな、と。ポリコレを完全否定するわけではないが、今作のは稚拙な手法と言わざるを得ないし、女性の私でも苦笑いしちゃうレベル。男性からしたら面白くないんじゃないかなーと勝手ながらそう思いました。
 
あと、お色気要素は前作と比べて大幅に減ったかも。全体的に男前なつくり。
個人的に一番好きなシーンは、エラとクリステンが突入前にプリクラ機内で前準備しているところをパシャパシャ撮っちゃうシーン。かなりお洒落で印象に残ったので、こういうシーンがもっとあって欲しかったなーと。


以下、新チャーリーズ・エンジェルを務めた3人への超私的評価。
 
●エラ・バリンスカ
予想以上にカッコ良かった!
モデル並みのスタイル抜群さがアクション映えしており、おまけに全国の陸上大会で活躍した(!)フィジカルの強さもあって。アクション部門では彼女がMVPではないでしょうか。今作がデビュー作だったらしいけど、上出来だと思う。今後の出演作に期待したいところ。

●クリステン・スチュワート
流石、顔面偏差値はハーバート級にレベルがお高い。彼女出てきただけでも女性観客の黄色い声がこだましたんですもの。男性だけではなく女性のハートをも虜にしちゃう、ハリウッドきってのプレイガールの名は伊達じゃないぜ。
私の彼女に対する印象は「マネキンでも仕事を得てる女優」と厳しいものでしたが(多くの女性を敵に回すようで申し訳ない)、今作ではアクション、変顔、と挑戦してたので頑張った方かな、と!
 
●ナオミ・スコット
おそらく今作の主人公であろうポジションを務めた彼女。男前な二人とは違い、3枚目に徹した彼女。のび太的な存在だったので、かつてのアラジンのジャスミンのような強く逞しい女性像の面影はナシ(お顔は相変わらず可愛い)。
泣いてるわ、ゲロ吐いてるわ、中指立ててるわ…愛おしいキャラでした。
インド人の血が流れているからか、コメディ映えする気がした。だから、もうちょっとコメディ頑張って欲しかったなというのも正直な感想(厳しいかしら)。
今後も彼女のコメディキャラを見てみたいなと思った。