女であることの作品情報・感想・評価

女であること1958年製作の映画)

製作国:

上映時間:100分

ジャンル:

3.8

あらすじ

『女であること』に投稿された感想・評価

玄関から地下に降りる逆転の家、ミステリアスな場面に奇妙に明るい音楽、子どものような娘にありえないほど振り回される大人たち、まさかの妊娠などなど、予想の斜め上をいく展開に価値観が揺さぶられる。それにし…

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あ

あの感想・評価

4.3

このレビューはネタバレを含みます

2階が玄関で1階が居間という間取りの家が非常にいい味を出している。ジェンダーロールを逸脱しようとするも「女」ということを選択し、去っていく久我美子…!不穏過ぎる原節子と、肝心なとこでダメダメな三橋達…

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妖艶に歌う丸山(美輪)明宏のオープニングではじまり、うふふと仲睦まじく絡む原節子&森雅之、不穏すぎ。嫉妬深く見栄っ張り、それでも幸せを求めようとする女たちの生き様。原節子と久我美子のキスシーンや、原…

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koss

kossの感想・評価

3.7

川端康成と川島雄三が意外と合う。川端には日本的で繊細な叙情ではない愛憎或いは変態的な作品があり、その一端をモダンな川島が現前させた。オープニングの自転車の街の疾走のスライドアウトから、丸山(美輪)明…

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IMAO

IMAOの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

弁護士・森雅之と妻の原節子は受刑者の娘・香川京子を養っている。そこに学生時代からの友人の娘、久我美子がやってきて、この家庭に波紋が起きてゆく…
原作が川端康成ということもあり、女性の心情はとても巧く…

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Laura

Lauraの感想・評価

3.5

森雅之に原節子、香川京子に久我美子という「王道」の布陣からは想像もつかない奇妙なドラマ。冒頭の丸山明宏の歌声は女という存在の不気味さやるせなさ、面倒くささを看破し、嘲る天使のそれのようで川島らしい見…

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Kunihiro

Kunihiroの感想・評価

4.0
一捻りある文芸映画。女って嫉妬深くて面倒くさい生き物だと唱える。今の時代ではつくれない内容。さすが川島。
Gocta

Goctaの感想・評価

-

子供のない弁護士夫婦が、公判中の被告の娘を預かっているところへ、妻の親友の娘が家出して転がり込んで来たことから、平穏だった家に生まれる感情の起伏と対立を描いた作品。とても面白かった。

過去を持ちな…

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leyla

leylaの感想・評価

3.9

川島雄三監督作品、原作は川端康成。
まず驚くのは、♬女、それは〜♪と若くて妖艶な美輪明宏さんが歌うオープニング。
美輪さん素敵♡歌詞は谷川俊太郎。

屋根スレスレを飛ぶ戦闘機と不穏な強風の冒頭から暗…

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久我美子が凄まじくイッラーッとさせつつ、一番自分が女であることを憎みながら女を体現している存在で、自分が制御できないことに同情を覚える。原節子は他の映画でも、若い娘の積極性にじっとりとした嫉妬の表情…

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