心の病を抱えたイングリッド（オーブリー・プラザ）がInstagramで人気のテイラー（エリザベス・オルセン）に心酔し、親の遺産を使い果たして友達になろうと策を講じて近づいた挙句、周囲のみんなに迷惑をかけ、さらに自分もボロボロになってしまうと言うストーリーです。
イングリッドは見た目が地味で暗く不気味で精神を止んでいるSNS依存症の女性なのですが、Instagramで見つけたフォロワー数の多い人気者のテイラーに近付く為に思いきった行動をして友達になります。
テイラーの愛読書、ファッション、髪型、食べ物、インテリア、あらゆることをチェックしては真似していきます。
孤独を癒やしたい、自分の憧れている人のそばにいたいという行動が私には痛々しく感じて途中からイングリッドが可哀想に見えてしまいました。
幸いにも彼女を理解してくれる隣人の男性ダンがいてくれて良かったです。
ストーカーされているテイラーもインスタグラマーとしてお洒落なカフェに通い、週末の買い物はファーマーズ・マーケットに行き、読みもしない本を投稿し、インスタ映えスポットを見つけては見知らぬおじさんに自分が綺麗に見えるまで撮らせインスタグラマーのあるあるがこれでもかと詰め込まれていました。
SNS社会への皮肉が沢山描かれていてSNSをしている人なら共感できる部分は少しでもある映画ではないかなと思いました。
映画の中でハッシュタグって言葉が何回も出てきてまさにInstagramをブラックに描いている映画です😅
ネタバレになってしまうので書きませんが何となくそうだろうなと思うラストでした。
