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さよなら、僕のマンハッタンのデイのレビュー・感想・評価

4.2
ずっと観たかった映画でした☆
なんだか、一冊の本を読み終えて、パタンと表紙を閉じる感じ…。
そんな感覚になる映画でした☺️。

っていうか!!
主役のトーマスウェブを演じるカラムターナーがエディレッドメインに似てない?って思ったら、前のめりになってしまって…
しかもイギリス人!!
似てる似てる…って思ったら
「ファンタスティックビースト2」でエディ演じるニュートスキャマンダーのお兄さん役で出てらしたのねー☆エディより5歳ほど年下なのにね(^_^)☆

ワタクシ、9月20日に無事に(?)誕生日を迎え…また一つ歳を取ったワケですがーぁー(T_T)ーイヤ過ぎますー(T_T)!!

主人公のトーマス25歳…よりも
トーマスの父であるピアースブロスナンや
SATCのシンシアニクソン演じる母や…
父の愛人であるケイトベッキンセイル演じるジョハンナの気持ちに寄り添ってしまいました…。

不倫とか…ムナクソ悪いと思う方もいるかもしれませんが、なんだかジョハンナの気持ちは、それはそれで、理解出来てしまったんですよねー(T_T)。

泣きどころが映画終盤の父ピアースが息子トーマスの胸ぐら掴むところ…。
そこ?そこなの?
そこでした(T_T)…。

この映画、ネタバレはしない方が良いですね…
えー?!!そーなの?って思ったり
だから…だったのね…とか、パズルのピースがパチンと嵌る!!
そんな映画なのです☺️

この映画のナレーションも誰がやっているかとか…。
(まあ、声ですぐ分かりますが…)

あー…私ってとにかく!!イラストのアニメーションが入ってる映画って本当に好きなんです!!

ピアース演じるトーマスの父は出版会社の社長なワケです。
NYの高級住宅地であるアッパーウエストサイドに家を持っているのです。
まあ、どー見てもピアースは金持ち親父ですね(^-^)☆

に反して、作家を夢見るトーマスはNYでも庶民的居住区であるロウアーイーストサイドに住んでいるんですよ。

私はニューヨークが好きなんですよ☆
この映画でニューヨークを思う存分に堪能出来ました☆

ある日トーマスの住むアパートの隣に引っ越して来た謎の男…ジェフブリッジス演じるW.F.ジェラルドと
トーマスが中華街のスーパーで買い物するシーンとか好きでした☆

本の中から出て来たようなメモしておきたいセリフも満載です。

シンシア演じるママのセリフ
「人生は期待と失望の絶え間無い繰り返し」
「人生の一番長い距離は、現実と理想の間にある」
なるほど…。

設定とか、もうね…メチャクチャなんですけれどもね…
そこを上手く着地させたと思います☆

原題は
「Only Living Boy in New York」
一人でもニューヨークに生きてゆく少年??
トーマスはマンハッタンにサヨナラはしていないのですよ?

ラストは幸せな気持ちになれました☆

監督は
「(500)日のサマー」
のマークウェブ。
主人公のトーマスの姓を"ウェブ"にしてしまうという(°_°)…。
ちなみに「(500)日のサマー」は余り好きでは無いの。
何故ならば、私がズーイーデシャネル演じるサマーに酷く嫉妬してしまったから(^_^;)…。
(そこら辺、歳取っても脳みそ子供のままという…)

製作総指揮は
ジェフブリッジス♪
随分とおじいちゃんになったけれど、それでも渋くて素敵☆
いぶし銀が利いてますね☆(いぶし銀って何?)
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