砂漠にあるさびれたモーテル、そこにはガソリンスタンドにバグダッド・カフェというカフェ店があった。
バグダッド・カフェの女主人であるブレンダ(CCH・パウンダー)は夫との言い争いから夫と別れ、悲しんでいた。
そんなブレンダの前に突然、旅行中に夫と別れたドイツ人女性のジャスミン(マリアンネ・ゼーゲブレヒト)が泊まり客として現れる。
いつも声を荒げ忙しくしていたブレンダはジャスミンの事を怪しい目で見ており、そんなジャスミンの存在によりストレスを募らせていた。
だがいつしかジャスミンの存在がバグダッド・カフェの雰囲気を変え、次第にブレンダとジャスミンは心を通わせお互い重要な存在へとなっていくのであった・・・
【感想】
とても有名である主題歌の『Calling YOU』は正に映画の内容と合っていて名曲であり素晴らしかった👏
内容としては、ほのぼのとしたストーリーで癒やされ系の作品なんだとは思うが、個人的には癒やされる感じよりイライラや落ち着かない雰囲気感の方が感じられ、疑問に思う点も多々あってちょっとこの世界観には理解出来なかったかな😅
まずジャスミンが勝手に店の掃除やオフィスの掃除をするとか恐怖でしかないし、ブレンダがブチ切れるのは当然なんだが、この厚かましいジャスミンとよく後に仲良く出来たもんだ。
そして周りにいる連中もクセの強い人達であり、常連客の事を家族だと言い放つブレンダの人思いな面はほのぼのしたが、常連客のルーディに関してはストーカーに見えてなんか怖かった。
常連客のダミーが(仲が良すぎる)と言ってモーテルを出て行った理由が今作で最も共感出来たぐらいに、店の住人と客とか関係なく全員と仲良すぎる辺りが本当に自由の国だなと思った次第です🇺🇸
疑問点としてブレンダの夫は店を出ていって遠くから双眼鏡でブレンダを見て心配しているのか哀れに思っていたのか、とにかくその行動は謎であった。
冒頭のジャスミンの夫が車のバックで3回もぶつけた行動は何だったんだ?
突然、店に来てテントを張らせてもらって住みつきブーメラン投げてるだけのエリック。お前は何しにきてんだよ🤣
とにかくお前ら全員自由か!っていい意味でツッこんでしまう作品だったかなと思いました。