ひで

バグダッド・カフェ 完全版のひでのレビュー・感想・評価

4.7
20代 私は大学生の時 地方の大学にいた。 町に行くと ミニシアターがあって この映画が上映されてた。 挿入歌のコーリングユーには興味があったが この映画自体には興味がなかった。 今回 クリスマスの日 私は一人ぼっちだった。 しみじみと 泣けるような映画が見たかった。 なんと50を過ぎた おっさんが 時には泣きたい時もあるのである。 泣いて心を浄化するのである 。 感情をリセットするのである。 それでこの映画を見た。 主人公のドイツ人 ジャスミンが 夫と一緒に アメリカ旅行をしていて 喧嘩の果てに 砂漠のど真ん中で車を降り 砂漠の真ん中にある カフェ兼 モーテルにたどり着いた。 そこの女主人 ブレンダーは将来に対して 何の希望がなく 夫は喧嘩の果て 家を出て行ってしまった。 2人は 砂漠という共通項の環境で 勝つ 心も 砂漠 なのである。 砂漠のオアシスが ここバグダッドカフェである。 砂漠の心に 水を 花を ジャスミンは まるで天使のように ここのバグダッドカフェを オアシスにするのである。 名曲 コーリングユーと共に 砂漠の中に舞い降りた天使。 それが主人公 ジャスミン だったわけである。 ただ ジャスミンは旅行者なのでいつでは 出て行かないといけない。 旅人の生年がブーメランの練習をする そういう場面が多々あった。 これはジャスミンが必ず帰ってくるという暗示 なのではないかと私は思った。 はたして ジャスミンは帰ってくるのであろうか。 ジャスミンがいなくなった バクダットカフェは 元の砂漠に 元通り 客も減り 皆の笑いも減った。 今も バグダッドカフェは 現実に アメリカにあるみたい。NEWBERRY SPRINGS CA 92365
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