期待をしてなかったのに。とても良作に当たって嬉しかったです。認知症を患う義理の母と嫁さんの物語。途中では全てを嫁さんに預ける旦那や、普段何の関わりを持ってないのに、ヒョロってきて嫁に文句を言う義理の姉とかに怒りが込み上げる...。病気だとわかっちゃいるけど暴言を吐かれたり、暴れられたりすれば腹も立つし、憎たらしく見えてくるし...。悩むよね...。そんな状態から極々自然に物事が良い方向に向かっていく流れが感動的でした。「映画のようにはいかない」という意見もあるだろうけど、少なくとも映画で認知症を患う方との接し方というのを学びました。人の持つ力の不思議さを感じました。「家族」って不思議。そして大事。機会があればまた観たいと思いますし、人にもオススメしたいと思いました。
