私は男優に比べて好きな女優がその20倍ぐらいいるのですがその中でもとりわけ人生において別格な存在でい続けるのはカトリーヌ・ドヌーブとジェーン・バーキンなので、2人の娘のキアラ・マストラヤンニとシャルロット・ゲンズブールも勿論大好きです。
従ってキアラとシャルロットが姉妹役で母親役がドヌーブである本作は、内容はこの際どうでもよく、ただ流し見し続けてもう数年…。
好きなシーンもドヌーブが美味しそうなタルトを出してくる所や、姉妹がアンティークな紫陽花の横でカフェオレ飲んでいるシーンやガーデンウエディングの風景、など、ストーリーと関係無い。
そもそも、この、とうは立っても美しい姉妹が劇的に恋に落ちる男優(この人はオドレイの「ココ・アヴァン・シャネル」の役なんかがちょうどいい)にまるで魅了を感じられないし、ラストのオチも今ひとつ。
それでも女優が好きでたまに見返しています。
