これは「映画」じゃなく、単なる「再現ドラマ」です。
良かった点。
・チャールズ・マンソンの信者が起こした事件の再現
悪かった点。
・大前提として映画じゃない
・ストーリーなど幻想である
・自分で調べる必要性がある
・殺すだけの内容がない作品
チャールズ・マンソンを知る人は今や少ない。
ヒッピーすら若い人は分からない可能性アリ。
そんな中で登場する本作。
マンソンからインスパイアされた作品。
そういう説明だった模様。
しかし、実際の中身は「再現ドラマ」でした。
これを「映画」として考えちゃいけないです。
チャールズ・マンソンについて調べている。
そんな人には打って付けの作品だと言える。
彼の信者が引き起こした事件が再現された。
これが本作の意味合いとなっていると思う。
主要人物たちも事件からインスパイアではない。
そのまま使っていて何倍にも薄めた感じである。
殺人には動機が必要で観ている側にも説明が必要。
ですが、本作には前置きの説明だけしかないです。
あとは自分で調べて殺人の動機を考える事になる。
それはもはや映画ではなく、再現ドラマなのです。
だから語る事がないという困った作品です。
殺すだけが目的なら誰でも作れる作品です。
面白い面白くない以前の問題となります。
チャールズ・マンソンのついて調べた方が面白い。
それぐらい本作に意味がないと感じます。
とりあえず、本作は面白くないです。