アンダードッグ……わりと邦題は間違ってないんだよな……負け犬(不利な状況にあるけど敗北は決まってない)
あんまりツボんなかったけども。
関係性の描き方が半端で物足りない、あっちもこっちも。
ストリートキッズとカラオケ店経営の裏で売春斡旋している男とイカれ細マッチョ男がエンカウントしたあげくすったもんだしている話。
路上で強かに生きる若者達がトラブルに巻き込まれても「好きな女」を守ろうとする一途な恋情を出したかったのは分かるけど、その肝心の2人の感情の度合いも、イカれ野郎の執着背景も、いまいちよく分からんかったままなんだけど、私は見落としたんかな。
ジニル、彼女を必死に守りたいのはわかったから、その恋情の発露を教えてくれ……、彼女も彼女で、イカれ野郎におびえてんのはわかったけど、ジニルと強く結びついてたのは何故なんだか全く分かんねぇ。
背景分からんままでも何某かシンパシー覚えて寄り添えるキャラじゃねぇんだよなあ君たち。
ドンソク兄貴が、ラストで拳を唸らせるところで、ようやく本領発揮って感じだったw
振り返るに、キャラクターが話を転がすタイプのストーリーだったんだろうけど、そのキャラクターに余白がありすぎて感情を乗せるのがムズい……多分、私には。