YouTubeでドン・キホーテの解説を検索したら、「ちあこちゃんねる」というバレエダンサーさんの15分ほどの動画を発見。
本で予習したかったのだが思わぬ大作なので今回は動画で簡単に。
この解説が関西弁でコンパクトにまとめていらっしゃってとてもとても面白かったです。おすすめ。
さて、映画はと言うと、いきなり風車のシーン。しかも現代。
やはり本家本元のドン・キホーテを予習しておいて正解。
虚実の曖昧さがだんだん観ているこちらにも及んできて、あれ?これはもしかして、どこかから夢物語になっていたかな?と自分の認知の歪みを疑い始め不安に。
ただセリフがやたらと面白いので、不安になりきらない妙なバランスがとれている。
鑑賞後、Wikipediaでこの作品を調べてみた。この映画ができるまでのことも一本の映画にできそうな濃い年月が。
なんでこんなにこだわるのかわからなくなっても、なんとしてでもコレを撮りたかった監督もまた、取り憑かれて風車に闘いを挑むドン・キホーテだ。
面白かったです。好き。