色々あって観た。
CM監督を務める男・トビー。
上手く進まない撮影から逃れ、学生時代に監督をした映画のロケ地へとやってきた彼は、自分の撮影によって、自分のことをドン・キホーテだと信じてしまった老人と出会い...。
なんども製作中止になりかけたという製作背景について、ある程度、調べたのちに鑑賞。
かなりウトウトしたのは事実ですが、「虚構」を信じ続ける男ドン・キホーテというキャラクターが、テリー・ギリアム監督と繋がる部分も多い、彼の自伝のような一作でした。
<<エログロおバカメーター>>
エロ ☆×1.0
グロ ☆×0.0
バカ ☆×5.0
・エロポイント
序盤、アダム・ドライバーが中々のクズ人間すぎて、人妻と情事に興じようとするシーンがあったりします。
しかし、一番のみどころは、その後に登場するヒロインが河原で着替えるシーンですね。笑
・おバカポイント
ストーリーそのものは、かなり退屈というかなんというか……。
奇想天外で分かりづらい物語ではあるんですが、虚構と現実が混じり合う展開は、監督の映画論にも繋がっているような感覚がして、嫌いにはならなかったです。