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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結のyumaのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

オープニングがぶっ飛んでる笑 gotgもそうだったけど、ジェームズガンのオープニングはほんとに魅力的。
まさかメンバーの半分が早速死ぬなんて笑 誰がこんなオープニングを予想できたんだろう笑

今回はみんながちゃんとヴィランしてたと思います。人を殺すのを何とも思ってなさそうだし、彼らのやりたいことをしたいようにそのままやってて、あっ、この人たちってやっぱりヴィランなんだなって思うシーンがいくつかありました。

一番印象的なのは、ピースメーカー(ヴィラン)vsフラッグ(ヒーロー)のシーンです。アメリカの利益+自分の利益vs世界全体の利益(タスクフォースXのメンバーからすれば =死)っていう構図で、もし自分がその場にいたら、どっちの立場にいたのかなと考えさせられました。簡単な2択では無いと思います。ブラッドスポートはどっちを選ぶのかなと思っていたら、ピースメーカーよりの第3の選択をするという、これもまた面白かったです。もし、あの場にピースメーカーじゃなくて、ブラッドスポートがいたらどういう反応をしてたのかな?とも思いました。

アクションがスタイリッシュでド派手! 過激な描写は多いけど、この残虐さがまたヴィランの一面を映し出してる! 特にハーレイのお花のシーンは、綺麗って言葉が漏れそうなぐらい鮮やかなアクションでした。ハーレイからすれば、殺人というものはああいう風に普段から見えてるんだろうなと感じました。

途中、途中にお洒落に今の状況を文字に起こしてくれて分かりやすかったです!!原作へのリスペクトを表す演出みたいですね!!

ブラックジョークが過ぎるけど、すごく笑えました!ほんとに!めっちゃ楽しかったです!

観たあとすぐはあんまり興奮しなかったけど、買ったパンフレットとかを読んだり、物語を考えたりしていくうちにどんどんテンションが上がっていきました。ほんとに映画館で観れて良かったです!!円盤も欲しい!!

あと、キャラクター1人1人の個性が炸裂してました!!ハーレイはいつも以上に可愛かったし、キングシャークは見ていて微笑ましいし、ポルカドットマンはなんか癖になりそうな独特なものがありました笑

ラットキャッチャー2がめちゃくちゃ可愛かった!ラットキャッチャー関連でいうと、ラットキャッチャー2のお父さんがタイカワイティティでびっくりしました笑 フリーガイに出演してるのは知ってたけど、スースクに出てるのは知らなくて、気づいたときはほんとにびっくりしました笑

地球の底辺であるネズミが世界を救う。タスクフォースXも人の底辺、そんなはみ出し者たちが活躍する姿は勇気をもくれると思いました。

ラストはスターロが暴れまくってエンディングが流れるっていう展開になるのかなとドキドキしてたら、ブラッドスポートが動き出すっていう展開。最初は少し謎でした。ヴィランなのに、市民を助ける?って。でも、そうじゃないんだなって後々考えていくうちに分かりました。
ブラッドスポートはこの戦いを経て、変わったんだなと。特にラットキャッチャー2に影響されて、元々持っていた優しさが大きく膨らんだんだと思えました。
(ラットキャッチャー2は優しさを元々持ってたからついていった、キングシャークはラットキャッチャー2についていっただけ、ハーレイは楽しそうだからついていった、ポルカドットマンは1人が嫌だからついていった。何でこんなに楽観的な人しかいないんだろう笑)
だから、どんなに底辺にいたとしても人は何かきっかけが有れば、変わることができるということがこの映画のメッセージではないんでしょうか。


2回目の鑑賞 11月13日 Apple tvにて購入

音楽がいいし、やっぱり色彩が豊か。普通なら地味そうなシーンが多いのに、何故か色鮮やかで、お洒落に見える。

なんか1回目はあんまり思わなかったけど、絶妙に気持ち悪いシーンとか絶妙にグロいシーンが案外ありました。

ドラマ、ピースメイカーがほんと楽しみ!日本でちゃんと観れるかが心配だけど、、
yuma

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