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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結のBUSSANのレビュー・感想・評価

3.3
【クソ ヤバくない半端なやつら】


いやー、今作に関しては本当に期待してて、4点ぐらい付ける気満々で臨んだんですが、それがまずかったのか、期待のバーを越えず…

そら前作が救いようの無いゴミやったし、今回はジェームズ・ガンがメガホン取るって聞いた時や、予告でサメマンが人間引き裂くシーン見たら期待値上がりますわな。

周りが高評価の中、水を差すようで申し訳ないですが…

オレも盛り上がりたかったっちゅうねん!!


けども、どうしてもガーディアンズと比べてしまうんよ…あの作品と比べると霞むんよな。



期待値を越えなかった理由その1
【だいたい善人の馴れ合い】

これが1番の要因。極悪党が集まるっていうんで、どんなカオスな展開が待ち受けるんやろかとワクワクしていたのに、結局馴れ合いばっかり。そんなもんはアベンジャーズで十分なんです。本作に求めてません。



期待値を超えなかった理由その2
【動物に頼りすぎ】

結局、イタチとかサメに頼り過ぎてて、他のキャラの魅力が皆無でした。笑ったシーンもイタチとサメのシーンのみ。ハーレイとかただのアタマが弱い女ってイメージしかない。原作読んでないけど、ハーレイってこんなアホなんすかね?いくらビジュアルが良いからって許されるレベル超えてるぐらいにスベってる。



期待値を越えなかった理由その3
【キャラの深掘りがほぼゼロ】

登場人物の数に対して上映時間を考えると仕方ない気もするが、ほとんどゼロって…せめてこれまでの悪行を回想シーンに盛り込んで欲しかった。感情移入とかする隙すらない。



期待値を越えなかった理由その4
【アクション映画らしからぬアクション】

冷静に思い返すと、ハーレイが槍で少し暴れたぐらいで、たいしたアクションをしていない。グダグダのシーンがただただ長い。マジでよかったのがサメが人間引き裂くシーンぐらい。



期待値を越えなかった理由その5
【ヴィランの魅力が絶望的】

前述した通り、サメとイタチ以外は、そもそも味方のヴィランの魅力も皆無に近いが、敵対するヴィランも魅力がゼロ。

巨大ヒトデて…
そんでもって倒し方…
えぇ…なんか感動的なシーンなんこれ?

意味わかんねぇ、こんなもの求めてないし…


とにかく今年度一番の期待かと思ってたのに見事に肩透かしを喰らいましたので、ヴィルヌーヴ版の『DUNE/デューン 砂の惑星』に期待するとします。

(リンチ版も見ないといけないと思いながら、余りにもつまらなかったので挫折してます)
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