manami

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結のmanamiのレビュー・感想・評価

-
小さい弾でより中心に当てると言い張るピースメイカー。パンイチなのにあんなに堂々と振る舞えるのヤバイ。
片言サメ人間、食べたがりのナナウエ。「中の人」の人選もヤバイ。
ネズミのセバスチャンとズッ友な爆睡娘、ラットキャッチャー。いろんな人に優しさを振りまくのが逆にヤバイ。
水玉の発疹が出ちゃう、隠キャ界最強の男ポルカドット。ママとの確執を力に変えるのヤバイ。
というとんでもない連中を束ねる(束ねさせられる)のは、やむを得ず任務を押し付けられたブラッドスポート。ネズミ恐怖症なのにお気の毒に。
さらにお気の毒なのはフラッグ大佐ね。残念な部下や後輩に悩まされたことのある人なら共感できるのでは。
そしてもちろん、物語の核となるのはるハーレイクイン。槍を誰に渡すのか、のとこさっそく笑ったー。彼女を途中まで別行動にするのは素晴らしいアイディアね、だってこのとびっきり魅力的な極悪人が最初から一緒にいたら、充分キョーレツなはずの他の面々ですらかすんでしまうもの。
メンバーの個性が浸透し、関係性もある程度構築されたところで、真打登場。よっ、待ってました!赤いドレスがとってもお似合い、さすがの美しさ。(もう既にバービーちゃんみたいだったー)お花舞い散るバトルは何度も観たい名シーン。
その後のアンガールズ的気まずさの展開もウケるし。とにかく最初から最後までずっと、面白さとカッコ良さが二重螺旋のように、怒涛の如く押し寄せてくる。
あ、そうそう、シンカーの見た目(特に頭!)インパクトもヤバイね。

67
manami

manami