Avengers

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結のAvengersのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ディズニーに解雇されたジェームズガンがネズミが大嫌いな人物を主人公にしたお話、皮肉効いてますなぁ

「ネズミを1匹見つけたら10000匹はいると思おう」と思いました

兎にも角にもガン監督がやりたい放題やってました。頭ボーン→WARNER BROTHERS PICTURES PRESENTSじゃないんだよ笑笑
めちゃくちゃ不謹慎なのにガン監督の腕っぷしの強さでたまらず笑ってしまう。
キャラを喋らせてるんじゃなくて、キャラが主体的に喋って動いてる感じも良い。お気に入りはナナウエです。

中盤のハーレイのパートは物語進まないし、アクションも想定の範疇を超えないのでやや退屈だったが、ハイテンポで不謹慎やった序盤と緊張感を保った終盤がそれを補って余りある。
展開自体はデヴィッドエアー版と大きな違いはないんだけど、序盤でしっかりキャラ紹介してるから終盤の相互の関係性にカタルシスが生まれるんですなぁ。

「イかれた凶悪犯罪者達が『モラルなんて知ったことか』と大暴れする」みたいな映画を期待してたけど、『モラルっていう概念すら知らん』みたいな奴らが大暴れする予想を上回るイカれ映画でした。
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