ジェームズガン作品は好きなのですが、本作はやや評価が難しい。
概ね本作は絶賛されてましたよね。でも私はそうでもなかった。
ラスボスがアレってのが、萎えますね。巨大怪獣系はあまり好みではありません。
ジェームズ・ガンらしさはそこかしこに鏤められていました。キャラクターの何気ない、噛み合わない会話だったり、重要なキャラクターかと思えばあっさり散ったり。
「ブラックアダム」でも登場したアマンダ・ウォラーとエミリア・ハーコートですがテイストのやや異なる本作でも、違和感なくしっくりフィットしていました。
実は本作の後でドラマシリーズ「ピースメーカー」を観ました。もう痺れました。本作はピースメーカー/クリストファースミスの扱い、やや雑ではないかと思います。 本作と「ピースメーカー」とで、ピースメーカー/クリストファースミスの印象がガラッと変わりました。あっちでは、ヘンなやつながらも、ちょっといいやつです。鑑賞順番が逆だったら、0.5ポイントプラスだったかもしれません。
（2021年8月 劇場で鑑賞）
