このレビューはネタバレを含みます
初鑑賞です。
字幕版です。
以前から気になっていた作品です。
デヴィッド・エアー監督版『スーサイド・スクワッド』は未見ですし、『バーズ・オブ・プレイ』も観ていません。
本作ですが、面白かったです。
ただ、終盤でモヤモヤしました。
①良かったところ
・グロテスク
ギョッとするシーンが多かったです。
ヴィランたちがメインということで、暴力描写に容赦がなかったです。
あの宇宙生物も気持ち悪かったです。
・ヴィランならでは
味方と知らずに殺害。
あっさり大統領を殺害。
シンプルなヒーロー・チームの話であれば描かれないであろう展開でした。
・キャラクター
個性的でした。
ナナウエが特に好きです。
さまざまな装備を使いこなすブラッドスポートも良かったです。
一方、ハーレー・クインはあまり刺さらなかったです。
変わり者であることに自覚的と言いますか、あざといと思いました。
②気になったところ
最終決戦関係でモヤモヤしました。
分けて書きます。
・データの入ったドライブ
奪い合いになりましたが、気になったのは大佐とピースメイカーの戦闘です。
一度手に取ったのに、ドライブを蹴り飛ばすピースメイカー。
「すぐ破壊すればいいのに。」とモヤモヤしました。
その後の展開に繋げるためなのかなと思ってしまいました。
・人々を守るため立ち上がる
熱い展開とは思いました。
ただ、結局ヒーローになっていくのは乗りきれなかったです。
・水玉の方
死の扱いが軽いと思いました。
せっかく母親へのトラウマを克服できたのかと思ったら、あっさり退場。
死を悼まれるシーンもありましたが、取って付けたように感じました。
・回想シーン
ねずみたちが勝利をつかむのは良かったです。
尊重されていない存在が活躍するのはグッときました。
でも、乗りきれなかったです。
あのタイミングで父娘の回想を入れられるのは説明的に感じました。
分かりやすかったですが、感動への誘導が露骨と思いました。
・犠牲となった人たち
決戦が終わってスッキリとした感じを出されても、モヤモヤしました。
かなりの人たちが亡くなっているようだったからです。
被害の拡大を阻止したのは分かりますが、引っかかりました。
③まとめ
気になったところもありますが、好きなところもあります。
観て良かったです🙇♂️