スタートからオチは創造できるんです。
ええ、そりゃそうなるでしょう。
キレイな結末なんです。
技術者(=画工)と芸術家って両立するのか、と苦悩するチャオの姿は仕事する人ならだれでもぶつかったことがあるはず。
生きてる間に認められないかもしれないけれど突然、50年後100年後認めらえるかも、とオリジナルを描いてみる第一歩を踏み出したチャオの姿に爽やかな感動を覚えます。
また、個人的には油絵の1つ1つ色を塗り重ねるさまに例えて「結婚した当初は不安だった」と。
「でも、色を重ねるようにここまでやってきた」という趣旨のセリフに胸が熱く
(途中“夫唱婦随”と同僚たちに言われるくだりがあるので、いっそう)
今作で言いたいことは最後に全部言葉で言っちゃってますからね。
みんなで飲みながら語らうシーン。
ステキな企画ドキュメンタリー。