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バンブルビーのTBearのレビュー・感想・評価

バンブルビー(2018年製作の映画)
4.1
2023年18本目。

少女と黄色い機会生命体の出会い。新たに紡がれるトランスフォーマーの物語のはじまり。

惑星サイバトロンで、オートボット(反乱軍)とディセプティコンの激しい戦争が繰り広げられていた。オートボットのリーダー オプティマス・プライムの命により、黄色いオートボットのバンブルビーは地球へ。

地球へ辿り着いても、ディセプティコンとの戦いは付き纏い、激しい戦いの末、バンブルビーは眠りにつく。

長い眠についたバンブルビーを目覚めさせたのは、1人の少女だった。

青春、秘密、恋、家庭内の悩み。

新しい環境(惑星)で、記憶を失って右も左も分からないバンブルビーと、新しい環境(家庭)に慣れない少女チャーリー。バンブルビーは記憶も声も失い、自分の使命さえ忘れている。チャーリーは家の外でも周りと仲良く出来ず、家の中でも家族とぎくしゃく。

そんな2人が出会い、お互いかけがえのない親友となっていく…

2人が絆を深めていく過程が愛らしい。そこに入ってくるメモもとても愛らしいキャラクターで、チャーリーが行動を共にする人物たちが本当に愛おしい。バンブルビーがラジオで音声探して喋るのも可愛すぎる。

親がわからず屋過ぎるけど、親ってそういうものだよね。

正直バンブルビー1人で、どうやってディセプティコンを相手するの?大丈夫?って思ってたけど、アクションシーンも意外性もあったしバンブルビーらしさもあってめっちゃ楽しかったです。

中盤の伏線を終盤で回収した部分には感動しました。凄く綺麗なオチ。大好きです。
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