しゅう

密使と番人のしゅうのレビュー・感想・評価

密使と番人(2017年製作の映画)
3.3
日本映画専門チャンネルにて鑑賞。

自然光を存分に活かした映像の美しさ。冬山を彷徨する登場人物たちの肉体言語も雄弁だ。

ただ、そうした立派な器に対して、盛られた中身である"ドラマ"があまりに希薄。

ネオリアリズム時代劇としてのルックにばかり注力して、このスタイルで語りたい・語られるべき物語が無かった様に思われる。
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