このレビューはネタバレを含みます
実話だと思って鑑賞しましたが、どうもフィクションの様ですね・・・
いわゆるワン・シチュエーション・ムービーですが、それこそ9.11じゃなくても良かった気がします。古くは1974年の『タワーリング・インフェルノ』に代表されるパニック・ムービーの名作がありますが、迫り来る危険に対するドキドキ感は今ひとつと言ったところでしょうか。
本作のテーマはテロに対する非難でも無ければ、生きることへの執着でもない。むしろ人種、格差、家族、夫婦など現代先進国が抱える問題が絞り出されています。
やっぱり9.11じゃなくて良かったんじゃないかなぁ。
(WOW録画)