Naoya

ナインイレヴン 運命を分けた日のNaoyaのレビュー・感想・評価

2.6
2001年9月11日、NYワールドトレードセンタービルでの米同時多発テロ事件を描いた物語。本作では、飛行機が追突したビル内部のエレベータでの物語が描かれています。エレベータ内に閉じ込められた人たちの様々な人柄、境遇、何より〝生きる〟という信念が表出しているヒューマンドラマ作になってます。あの日あの時、実際にこのような人たちが何人もいたと思うとすべてのシーンが印象に残る。あくまで〝同時多発テロ事件〟という題材が加味されており、一映画として、エレベータ内を舞台とした密室ものとしては弱く、演技臭いシーンはある。9/11を描いたからこその物語でメッセージ性はあり、結末は印象的。実際の映像があり、印象強く場面が残る。出演者はチャーリー・シーンやウーピー・ゴールドバーグ、ジーナ・ガーションと豪華かつ渋いキャストで良い。
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