しゃぐな

ナインイレヴン 運命を分けた日のしゃぐなのレビュー・感想・評価

2.0
タイトル通り911を描いた映画で、エレベーターに閉じ込められた5人の物語。

エレベーターに閉じ込められた人ってこんなに呑気なの?というくらい(悪夢のエレベーターくらい)呑気で、暇を持て余して身の上話するに至ってはイラっとするし、脱出のために一番ずんぐりむっくりした人をみんなで持ち上げるたびにモヤっとした。
北棟崩壊から南棟崩壊までが30分程度なのだけど、その間に描かれた内容が詰め込みすぎで、「無理なんじゃない?」と完全に冷めた。

911の悲劇を描きたかったのか、5人の人生を描きたかったのか?後者なら911になんてせず普通に群像劇にすればよかったのに。それにしても貧困、人種差別、セクハラ、家庭問題、離婚、ギャンブル、パニック発作とよくある感じだったので評価は変わらない。
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