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ナインイレヴン 運命を分けた日のhiのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

「愛してる」だとか「ありがとう」とか「絶対帰るよ」とか「一人じゃない」とか確かにベタベタな台詞多いけど
死を覚悟した時
語りたいことは山ほどあるけどそうできない時って
ありきたりな言葉で想いを伝えることしかできないものなんだろうなぁ。
実際の911でもきっとそうだったんだろう。助かるかもわからない、数秒後には死ぬかもしれないという極限状態の中ではとても冷静でなんていられないだろうし、無我夢中だったと思う。
そういう意味でリアルさのある映画だった。
そして一番最後のカット
誰もが助かってほしいと思うシーン。あそこで助かったら確かに幸せな終わり方だったけど、嘘っぽくなってしまう。
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