FREDDY

ナインイレヴン 運命を分けた日のFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

2.4

このレビューはネタバレを含みます

チャーリー・シーン、ウーピー・ゴールドバーグらの出演で、2001年9月11日に米ニューヨークの世界貿易センタービルで起きたアメリカ同時多発テロ事件を、ビル内部の視点から描いた人間ドラマ作品ということで。印象としては、ジェフリー・ケイジを演じたチャーリー・シーンやメッツィーを演じたウーピー・ゴールドバーグをはじめとしたキャスト陣は魅力的で心惹かれるものを感じましたし、エディを演じたルイス・ガスマン、ダイアンを演じたジャクリーン・ビセットの演技には心を揺さぶられ、個人的にはキャストに関しては申し分はないですね。そして、アメリカ同時多発テロ事件によりワールドトレードセンタービルノースタワーのエレベーターに閉じ込められた、ウォール街の実力者であるジェフリー・ケイジ、ジーナ・ガーションが演じるジェフリーの離婚調停中の妻・イヴ、ビルの保全技術者であるエディら5人と、ビルのオペレーター・メッツィーの視点から映し出される物語には、アメリカ同時多発テロ事件の舞台となったワールドトレードセンターの内側からの視点ということもあり、胸が苦しい思いでいっぱいになりましたし、改めて今事件について深く考えさせられました。ただ、映し出される映像に迫力がなく、ドラマ性もないですし、再現VTRのような印象でしかない。決して悪い作品ではないのだが、残念という気持ちが強かった。
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