このレビューはネタバレを含みます
ユーロスペースの試写会にて鑑賞しました。
アキ・カウリスマキの物語中、
"人が倒れたら、そこに誰かが寄り添ってくれる"
ところに、監督の優しさを感じてた。
【街のあかり】だと、
ラストシー…
このレビューはネタバレを含みます
懐かしの面々が出てきて、小ネタも満載で、日本好きも相変わらずで、とても嬉しかった。その反面、世界の分断による難民への厳しさも描写されていた。
たぶん実際の難民の方々はもっともっと辛い思いをしている…
一言で表すならば、良質な映画。だと思う。
カウリスマキ監督作品ならではの哀愁と滑稽の絶妙なバランスが素晴らしかった。
すごく不幸な境遇の人、少し不幸な境遇の人、自己の不満を差別でうさを晴らす人、悪…
試写会@ユーロスペース
カウリスマキのフィンランド、映画、音楽、そして人間に対する深い愛情と考察がよく伝わってくる。扱っているのは難民問題という結構ヘビーな題材だが、そこはカウリスマキ節でポップに…
カウリスマキの最新作。
これぞ北欧映画。
控えめな感じといい、真顔で言うユーモアといい、日本人にとても近い感覚なので、クスッと笑えるところが何箇所もある。多くを語らず、それでも伝わるカウリスマキワ…
35mmフィルムにて、2度目の鑑賞。
デジタルとの差がどの程度あるのかも気になるところ。
2017/11/17
試写会にて。35mmフィルム
カウリスマキが社会的なテーマの作品を撮るようになっ…
このレビューはネタバレを含みます
Filmarks主催試写会にて鑑賞。
『ル・アーブルの靴磨き』に続く、移民問題へ言及した作品。『ル・アーブル…』においては移民と出会った人々の個人的感情である「優しさ」が描かれていたのに対し、本作…
難民という比較的深刻な題材を取り上げている中でのコメディタッチが良い緩衝材にもなっているし、シリアスを引き立ててもいるのが見事。それもあってか取っ付きやすさがあり、カウリスマキ入門編としても丁度良い…
>>続きを読むThe Other Side of Hopeとは
御年60歳を超えたカウリスマキが、重たいテーマを取り上げつつも人間の生来的な善性をさり気なくそして力強く教えてくれる
セリフがあまり多くないから…
ますますアキカウリスマキにしか作れない映画をアキカウリスマキは作った。そこかしこにアキカウリスマキ印が強く刻印されていて安心する。元々そうだが、余人をもって代え難い度がこの作品で格段に上がった気がす…
>>続きを読む© SPUTNIK OY, 2017