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希望のかなたのnonのレビュー・感想・評価

希望のかなた(2017年製作の映画)
5.0
2024年映画初め☺️
今年もよろしくお願いします。
今作は過去に劇場で鑑賞済みですが、「枯れ葉」と過去作からの延長で再鑑賞しました。

オーナー役サカリ・クオスマネンはじめ、アキ作品の常連多数。『街のあかり』で主人公コイスティネンを演じたヤンネ・ヒューティアイネンも。そして、カティ・オウティネンも洋品店の店主役で少し。

トラックで妹を運んでくれた運転手が代金はいらない、いいことををしたからそれで十分だ。みたいなことを言って3人で並ぶシーンがあって(オーナー、運転手、宿泊施設の友人)、この3人が本当に素晴らしくいい人なのよ!!!

そして、コイスティネン🐶も可愛い🩷


【2020年レビュー】
『誰かを受け入れるとき、そこには希望が生まれる。』(公式より引用)

フィンランドのアキ・カウリスマキ監督作品。台詞が少ない。抑揚が少ない。だからこそ人々の息づかいが伝わってくる。そして、シーンに組み込まれる音楽がほんの少し色を添える。静かだが、生きることを諦めない強さを感じる作品だなと。 

アレッポの内戦は『娘は戦場で生まれた』で観ていたので、小児病院の空爆など時系列が重なり、カーリドの境遇が少しイメージできた。それと、カーリドが劇中で演奏する楽器、“サズ”というトルコの伝統楽器らしい。とても深い音色だなぁと思った。

2020.11.20
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