世界一のお兄さんのはなし。
ふしぎな空気感とテンポ。
人や物の配置・照明が常にポストカードのようにキマってる。本当に常に。
フィルムっぽい画だけど、もうちょっと鮮明な方が好きかも?
挿入歌的な歌たちは雰囲気としっくりきてて、ミュージカルみたいな渾然一体さ。
オーナーの肝の座り具合がものすごい。
〝死ぬのは簡単 私は生きたい〟
ストレートな台詞が重くて強い。
寿司の件は、私がこれまでに観た映画のなかでもっとも〝悪〟だった!
コレフマイネンとニュルヒネンが「コイスティネン」を隠そうとするシーンはコミカルですごく好きだった。
みんな無表情に見えるけど、そのなかで怖い人だったり、優しかったり、色々。