最近はカウリスマキのユーモアにだけ心から笑っているような気がする。カウリスマキの物語は私が生きて働く限りずっと続いていくのだと、来月から社会人になるこの時期に彼の作品に出逢えて良かったと心から思って…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
現在の日本に生まれた僕としては主人公の境遇は大変に深刻なレアケースだと思った。映画を観終わってから実はレアケースではないのかもしれないと気付いた。ありふれた主人公なのか。
酷すぎる世界だけど、良い…
もし肌の色も、言葉も、宗教も異なる身寄りのない異邦人が助けを求めてきたら、あなたはどうするかー。難民問題にどう向き合うべきかを考えさせる、フィンランド発の良作です。
シリア内戦で両親を失い、一…
難民の差別という重いテーマながら、なぜかコメディ調で進むというアイロニカルな作品。
とぼけたキャラクターによるシュールな笑いが楽しいだけに、理不尽な悪意の的にされてしまう終盤はちと辛い。
【劇場情…
中東〜中央アジアあたりの絶妙にアジアとヨーロッパがブレンドされた顔が好き
みんなで助ける、それが別にミッションっぽくなっていないのがいい
なだらかな、自然な救い
偽造ID作るところ好きすぎた
スト…
難民問題
差別偏見からの暴力
お互いの宗教や価値観、違いを理解できなくても受け入れることができたらとつくづく想う
難民申請も却下されて逃亡の中、優しいヴィクストロムに救われる
レストランのスタッフ達…
アキ・カウリスマキ監督の作品を初めて拝見。
わざとB級映画に見立てたような、どことなく古ぼけたノスタルジックなトーンだった。
それでいて、移民の問題やら雇用の問題やらをねじ込んでいて、シナリオ全体…
© SPUTNIK OY, 2017