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名もなき野良犬の輪舞のTAMUのレビュー・感想・評価

名もなき野良犬の輪舞(2016年製作の映画)
2.8
まぁ、長いね。。
原題『無頼漢:悪いやつらの世の中』と見て、あー『無頼漢』的なダークな色彩と『悪いやつら』的な誰にも感情移入しづらいイメージと合わさって、絶妙なタイトルのような気がしてきました(笑)

いわゆる潜入捜査もの。と言えば、どうしても『新しき世界』が記憶に焼き付いているので、かなり難しい路線を攻めたな、と。
そもそも、あの程度のファミリービジネスに潜入捜査するかな、て出だしから、しっくり来ず。

そうなると、刑事であることがバレるかバレないかに興味が移りますが、ちょっと変化球気味な展開で、えーっ、そんなんありー?と思ってから、割と傍観者になってしまいました(笑)

とは言え、ソル・ギョングの怪演は健在。本作では不気味なヒヒヒ笑いと、ジャッキーチェンのような格闘中に発する高い声がツボでした。

シワン大好きだけど、この役は人間性のバランスが非常に悪くついて行けない。先ず、なぜそんな強くて肝が座ってるんでしょうか。。。

それはさておき、マイベスト映画な『アジョシ』の狂った兄弟、キム,ヒウォンとキム・ソンオ。冒頭、卓を囲んでメシを食ってるサプライズ。
これだけで、見てよかったw
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