稲菜鰻

すばらしき映画音楽たちの稲菜鰻のレビュー・感想・評価

すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)
3.9
「映画音楽」というジャンルも確立されている昨今。
映画には音楽があるその当たり前の凄さを感じました。

何の期待もなく見始めたが、最後まで目が離せない程の集中力で見ました。
作曲家がこんなにも怖れと不安とプレッシャーに押しつぶされそうになりながら仕事をしているとは!
いやはや映画は総合芸術なのですね。
ホントに頭が上がりません。

いつだかYouTubeのお笑い映像の音楽をホラー映画の音楽に変えて、恐怖するか?のような検証をしていたのを思い出しました。

自分で鳥肌が立つような音楽でなければだめだ。
決しておごりじゃなく自分にガツンと響く音でないと、
観客や聴く人の心にも響くわけがないと思うんだ。
自分で鳥肌が立てば他の人でも立つ。
あの感覚の源は万人共通な気がする」
トイレに入って、客が映画の曲を「鼻歌」で歌ってたら大ヒットする。
エピソードが心に響きましたよ。まる!!
稲菜鰻

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