インド独立に日本軍が少なからず絡んでいたことを初めて知りました。
日本が英領で捕虜にしたインド人達を「インド国民軍(INA)」として組織し、チャンドラ・ボースを指揮官に据えた。
後にイギリスからの独立を果たすインドだけど、間接的にINAが独立に影響を及ぼしたと評価されてるらしい。
この映画はそういった状況を背景に、スター女優と一兵士のラブロマンスを描く。
インド映画に日本兵が出てくるのが新鮮だけど、ちゃんと日本人を起用しているのは好感が持てます。
捕虜になった日本兵とヒロインのズレた会話など、ちょいちょいコメディ要素があったりする。
しかし戦争アクションをメインにしてくれれば良かったのに、苦手なラブロマンスがメインなのが残念。
捕虜を放ったらかしにして泥んこになりながらイチャコラするのとかバカなの?て思ってしまったり。
ラストの橋の上で無茶苦茶やるのはインド映画らしくて面白かった。
事の顛末はちょっと切なかったけど。
傑作インド映画「きっと、また会える」のへべれけが脇役で出演しててテンション上がった。
しかし映画って知らなかったことを知るきっかけになることが多くてホントに勉強になる。