原作を読んでみようかなと思わせる魅力に満ちています。
この映画を観たのはかなり昔ですが、あのネジれた音楽が今でも聞こえてきます。
音楽は現代音楽の作曲家、三宅榛名。松田さんの学生服姿はまっています。桂枝雀さんの怪演。これは観なくてはなりません。関西弁のイントネーションがいっそう謎めいて迷宮に入っていきます。途中でてくる人形や絵巻も怪奇でブルブルきます。
この映画は美術も素晴らしい。
低予算だと思いますが効果抜群。
ポスターのイラストレーションも気持ちを煽ります。誰もが好きなタイプの映画ではありません。それでも歴史的名作なのです。
