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ドグラ・マグラのdeenityのレビュー・感想・評価

ドグラ・マグラ(1988年製作の映画)
2.0
職場の映画好きの人に勧められた第三弾。
原作は日本三大奇書の一つに挙げられていて、実際読んだことはないが名前くらいは耳にしたことがある程度でした。

この作品に至っては特に語ることもできませんね。全くもって理解できていません。まあ元々「読むと気が狂う」と言われるくるいの作品ではあるわけですが、何がどうやらさっぱりですね。

フォロワーさんのレビューを見ると原作をよく理解しているとのことだったので、まあ映像でこの理解度だと相当難解な作品であることは言うまでもないでしょう。
結局記憶喪失の主人公は何がどう信じられるのか掴めず、また独特な言い回しも絶妙に意味が捉えにくく、監督がカメラワークなどで工夫を入れたとてわからないものはわかりません。またあるいは、その不可解さを楽しむべきなのかもしれませんが、たぶんその思考は自分は持ち合わせてないのでお手上げ状態です。

感じでいうとリンチの「マルホランド・ドライブ」を見た時の感じと近い気がします。あっちの方が魅せられたけどね。

とりあえず正木博士はキャラが立っていて好きでした。桂枝雀ですか。いい味出してます。
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