Lila

ビッグのLilaのレビュー・感想・評価

ビッグ(1988年製作の映画)
3.8
まだ何もしたくないモードなので、究極のトムハンクス80年代映画を見て現実逃避中です。

オットーを見たばかりってのもありますが、トムハンクス若いー!!ちょっと感激。目の感じとか、いまいち大人社会に馴染んでない感じとか、完璧でしたね。トムハンクスは大好きな役者なんですが、色気はないのでw、その特徴が上手く使われてるなーと改めて思いました。

主人公からするとスーザンはおばさんに見えていたはずなので、その雰囲気も出せる絶妙なキャスティングが良かったです。ファンタジーでも最後のシーンは納得感ありましたが、記憶していたよりホラーでしたw

この時代にアメリカに住んでいたので覚えてますが、親友ビリーと歌ってた歌は大流行し、おもちゃ屋さんのピアノシーンは名シーンとして宣伝され、誰もがピアノで弾いてました。

ちなみに牛乳パックに行方不明の子を載せるっていうのは、あの時代あったのですよね。どの家庭も大抵牛乳は買うので、1番見てもらえる媒体っていう発想だったかと思います。親友ビリー役の子役がミクロキッズにも出てて、喧嘩で「牛乳パックに載ればいいのに」ってセリフを吐き捨てるのですが、ちょっとそのシーンも思い出しちゃいました。このまま続けて、ミクロキッズも見ようかな。そういえば会社のポール役のジョンハードもホームアローンのお父さんだなあ。この時代に引きずられそうです。

80年代のファッションはカラフルで特徴あっていいですね。会議室でタバコ吸ってたり、電話コードがやたら長かったり、「時代」って本当に流動的で面白い。

色んな俳優がこの役を断り、たらい回しの配役だったはずですが、残り物には福があるとはまさにこれですね!トムハンクスだからこそ成功した、キャリアの大船出に万歳!!
Lila

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