月うさぎ

ビッグの月うさぎのレビュー・感想・評価

ビッグ(1988年製作の映画)
3.3
お目々キラキラのトム・ハンクスが観られる。
おもちゃ屋で大はしゃぎしたり、メソメソ泣いたり、子供柄のパジャマ着てたり。
可愛い🩷
ちょっとおバカ過ぎる言動もあるけれど、ジョシュは12〜13歳の割には普通よりガキっぽい男の子。そんな雰囲気、うまく出てますよね。
ちらっとフォレストみたいに見える場面もなきにしもあらず😁

しかし観ていてなんかこっちが恥ずかしくなる。妙な感覚。
トム・ハンクスは今では渋いおじさん俳優さんなのにね。
それを知っている今は二重におかしい🤭
タイムマシーンに乗って若き日のトム・ハンクスを覗き見してるみたい。
公開当時よりも今観た方が楽しめている気がする。
と言うのも、あの時代の私では、30過ぎのおっさん…もとい!いい大人のあのトムの姿を「かわいい」とは決して思えなかっただろうから。
すみませんね。この頃の私のアイドルはJon Bon Joviだったもんで♬


(ストーリー)
普通の少年ジョシュは、自分の境遇にちょっとウンザリしていた。
少し歳上の男の子や女の子が自分よりうんと歳上みたいに思えて、少しコンプレックス。
とあるカーニバルの夜。移動遊園地のジェット・コースターに強がって乗ろうとしたけれど身長が足りないと係員に乗車拒否されてしまい、むしゃくしゃして、占いマシーンのゾルターに「I wish I were big.」と願いをかけたら…翌朝目を覚ますとなんと30歳の中年男になっていた?!

母に誘拐魔と間違えられ、逃げ出したものの、このまま家には帰れない。子供に戻る方法もすぐには見つからない。どうする?


いきなり見ず知らずの30男が家に入ってきたら?息子の名を語って近寄って来たら?
ママの反応は真っ当だ。ジョシュを失った後のママの姿も共感できるものだった。ジョシュを取り戻すという一心のみ。あー、もう私は母目線で見ちゃうんですよね、こういうシチュエーションだと。髪の毛一本でも傷つけたら呪ってやるとか、わかる。くーーって思っちゃう。

基本は難しい事を考えずに楽しむ映画。
でも、観るものの年齢や性別によって、受け止め方や笑いのツボが色々に変化しそう。

ジョシュですが、もっと困るのかと思いきや、ニューヨークへ出かけて行って大人世界を楽しんじゃってる😳
お金も自由に使えるし
へー、そーいう事か…
悪くないじゃん。

セクシー要素もありますが、モロ出しシーンはないのでファミリーOK
困った時の親友は頼りになるね。
ママの愛はやっぱり最強。

教訓はやっぱりこれに尽きる
『お願い事をするときは言葉を正確にね』👍

考えてみると、キングコングみたいに巨大にされなくて良かったねーとも言える😅

ところで占いマシーンZOLTARってこの映画のオリジナルじゃなかった
アメリカでは結構メジャーなアミューズメントらしい
いまだにこんなのが?!
https://zoltar.org/
アメリカ人の趣味ってわからないな〜🤣

1988年公開の映画。
ニューヨークのタイムズスクエアの広告が!
東芝 ミノルタ MAXELL SONY Panasonic サントリー!!!
日本企業で占められている!モロにバブル時代の証。

HOT IN THE CITY by BILLY IDOLL
懐かしい〜
そうかビリー・アイドルは中坊のアイドルだったのか。

RPGゲームがビデオゲームではなくてパソコンソフトでドット絵だったり、フロッピーディスクだったり!
もちろん携帯電話もない。お隣に住む親友ビリーとはトランシーバーでおしゃべり。
車のサンルーフ、流行ったなぁ。
こんな時代だったっけ?笑
月うさぎ

月うさぎ