まねきねこ

悪魔の花嫁のまねきねこのレビュー・感想・評価

悪魔の花嫁(2016年製作の映画)
4.1
ホラー映画のようなタイトルですが、実話だそうです。ヨーロッパ中世の魔女狩りをテーマにした映画です。キリスト教の意にそぐわない土着の宗教の呪術士が、悪魔と契約を交わした“魔女”としてのレッテルを貼られ、審問という名の拷問を受けさせられ、魔女で無いことを証明できなければ、良くて流刑、最悪の場合は、斬首した後、火刑という恐ろしい審判が下される。
まるで、審判を下す法律家やキリスト教の牧師こそが悪魔にとりつかれているように思える。
ラスト10秒のどんでん返しで、俺の精神は崩壊寸前に、、すごい映画でした。
映像は美しく、それでいてグロテスク。見応えたっぷりでした。