もとまち

看護婦日記 獣じみた午後のもとまちのレビュー・感想・評価

看護婦日記 獣じみた午後(1982年製作の映画)
3.2
女性は子宮で夢を見るらしい。んなわけあるか。サイケな夢映像やら首吊り地下室やら、濡れ場の隙間にブチ込まれる外連味たっぷりなシーンにアガる。子宮内アングルのバカバカしさに呆れ、突如燃え盛る病院の激しさには驚いた。『ズーム・イン 暴行団地』と同じく、炎が画面へと与えるパワーに最大限の信頼を置く黒沢直輔。こういう変なロマンポルノって、シーンの整合性とかロジックとかに囚われない純粋な映像の力を信じていて良いよなーと思う。濡れ場はやはり眠い。ウトウトしていたら女優の甲高い喘ぎ声で目を覚ます、という瞬間が五回以上あった。
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